どんな金融商品でも投資する上で何らかのデメリットが必ず
あり、それはREITも例外ではありません。
REITの場合、投資した不動産の価値や賃料収入が変動する
ことにより基準価額が下がるリスクがあります。
REITの投資法人の多くが投資しているビルが3大都市に集中
しているので、ここ最近では良質な物件が少ないうえに、地震
などの災害リスクが高いです。
また、景気が上向くことにより金利が上昇すると基準価額が
下落する可能性があります。
こうしたリスクを常に警戒しなければなりません。
また、昨年にサブプライムローン問題が急浮上したことによ
って最近のJ-REITを取り巻く環境は厳しくなっております。
これまでREIT市場は株式市場と相関性が低いとされておりま
したが、今では連動するように乱高下を繰り返しております。
このため、基準価額が大きく下落したのですが、これにより
分配金の利回りが上昇しておりますので、いずれ見直される
ときがくると思いますが、厳しい状況は続きそうです。
事実、東証リート市場に上場を予定していたジェイリート投資
法人が、上場を承認されていながら上場を中止しております。
また、REIT市場への上場を断念して投資法人を解散したところ
もあるので、抜本的な対策が必要とされております。
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