不動産ファンドは株や投資信託などの金融商品と比較しても流動性は非常に低いです。
また、私募ファンドの場合は最低保有しなければならない期間がもうけられています。
そうなると、例えばリーマンショック以上の金融危機が起こって世界経済が大きく混乱する
ような事態に陥ったからといって売ることができないわけです。
確かに安定していれば高い利回りが期待できるので非常に魅力的なのですが、こういった
リスクが潜んでいます。では、
REITはどうなのでしょうか?。
REITは確かに流動性は高いです。しかし、株のように短期売買で儲けることは難しいです。
中長期で保有して分配金を得るのが基本とされる投資スタイルなので、やはり、今現在の
ような状況で運用するのは厳しいです。
というのも市場には圧倒的に買いたい投資家よりも売りたい投資家のほうが多いからです。
基本的には下落傾向にあるので価格変動による利益は期待できません。
銘柄によっては空売りすることもできますが、あまりにも市場が停滞しているときは売り残
が拡大するので、利益をあげるのは難しいです。余裕をもって気長に投資できるようで
なければ今のような状況下で投資するのはオススメできません。
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