改正建築基準法をはじめ様々な要因が絡み合うことによって、
今年は昨年以上に新規物件の供給率が大きく低下しそうです。
事実、今年に入ってから、世界中の金融市場が昨年以上に大き
く混乱しており、暗雲立ち込めるといった感が強いです。
また、昨年よりも消費者の物件に対する見る目が厳しくなって
いるので、実際の売り買いが極端に少なくなっております。
そんな中にありながら、手放したい物件の所有者は相場感より
も高い価格帯で市場に流通させているようです。
今後の不動産市場は今まで以上に2極化が進むのではないかと
思っており、不動産投資に関しては、2つのパターンに分類する
ことができると思っております。
まず、一つ目は、「不動産市場はまだまだ下がる」二つ目は、
「春から夏までに下げ止まり、不動産投資に関する物件の流通
量が増加すると読む向きに分かれると思います。
一方、不動産業者は、いたって冷静で、大きな期待を寄せて動
いている人は少なく、次の局面に備えてしっかりと準備を整え
ている方が多く見受けられます。
一方で、金融機関から極端な融資を受けることをせずに不動産
投資を、ほぼ自己資金のみで行なえる投資家は、将来的に値下
がりする物件に仕込めるチャンスが訪れそうです。
すでに収益物件を所有している投資家の方も、今後の状況を見
ながらいつでも売却するポジションを取られた方が賢明です。
具体的には、物件の価値をしっかりと高めるために入居率や、
付帯設備の充実を図ることも重要です。
もし、これから不動産投資を始めたいと検討されているので
あれば、今は様子見に徹するべきです。
今は金融市場全体が売却スタンスをとっていますので、安値を
拾えるチャンスは確かにあると思いますが、あせる必要は全く
ありませんので、変動の大きい相場を注視する必要があります。
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