REIT指数14.8%下落 - 不動産ファンドが分かる不動産投資入門

【不動産ファンドが分かる不動産投資入門】


これまで、非常に安定して推移していたREITが、昨今のサブプライム
ローンの焦げ付き問題により、安全性の神話が大きく崩れました。



これまで、REIT価格が大きく上昇した背景には、外国人投資家の
影響が大きくあげられております。



バブル崩壊とともに土地神話も崩壊し、手痛い経験から、不動産に
は慎重な投資スタンスを日本の投資家は取らざるえませんでした。



一方、外国人投資家からみれば日本の不動産価格は世界的に見て
割安という印象が強いことから積極的に投資しました。



こうしたことによりREIT価格は上昇し、またREITだけでなく、都市部
を中心に土地建物などの不動産価格、賃貸料も高騰しました。


上述したことを受けて資産バブルの再燃懸念となったのです。


今回のサブプライムローン問題により東証REIT指数は14.8％も下落
する展開となりました。



今後しばらくは、様子見感の強い相場状況が続くことが予想されます。


もっとも、今回被害を受けたのは、REIT市場だけではなく、株式市場、
外国為替市場、先物取引市場なども同様です。


REITは長期的スタンスで投資すべきだとあらためて痛感しました。




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