ほんの数年前まにはテレビや新聞などのメディアで16年ぶりに
公示地価が上昇した
ことが大々的に報道されたのですが、しかし、その後は一変して世界的な景気悪化
に伴って、大きく状況は変わろうとしています。
不動産価格というのは株のように上下変動が激しいものではなかったのですが、急に
上場した分、下降局面に入ると一気に急落したような気がします。
実際に2009年に
国土交通省から発表された
公示価格は首都圏エリアですら20%
程度下落しています。これによりさらに
不動産価格が下がることになります。
不動産関連業者の投売りは一時期ほどではなくなっていますが、今後も資金難から
やもえず、絶対に手放したくない優良物権が出回る可能性が高まっています。
ですので、地価が上昇し始めた時に、焦って物件を取得した
不動産業者は大変厳し
い状況にあるわけですが、そうした中でレバレッジを適切なレベルに抑えて
不動産を
取得してきた企業は優良物件を割安で狙う絶好のチャンスです。
不動産ファンドでも
私募ファンドや
REIT銘柄の中から破綻するファンドが実際にでて
きているので、不動産ファンドへの投資を危険視する声が多く聞かれます。
しかし、基本的には
株などと一緒で不況の中でも業績を確実に伸ばしている
企業が
あるように、
不動産ファンドの中でも、収益率の高い物件を取得するによって、収益
をあげているファンドも実際に少なくありません。
ですので、今後数年間で大きく成長するためにも、限りある状況の中でいかに収益率
の高い優良物件を取得できるかが大きな鍵となりそうです。
また、投資する側も上述したような格好で、優良物件を取得し着実に成長するファンド
を選んで投資することによって、
投資効率を高めることができます。
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