不動産ファンドへの
投資は長期での保有が基本とされています。
私募ファンドの場合
は長期保有が義務付けられているものもありますが、全般的に流動性があまり良くない
のでこうした面を予め考慮した上で投資する必要があります。
また、
私募ファンドの場合は購入時に色々と手数料がかかりますので、仮に短期的に
大きく基準価格が上昇したとしても良い成果が得られない可能性が高いです。
一方、
リートの場合は東京証券取引所に上場していますので流動性は高いのですが、
ゆるやかに株価が上昇しますので、短期売買向きではありません。
しかし、下落する時は一気に下降するので、そういった場面に遭遇された場合は速やか
に売却することができるので、リスクを抑えることができます。
ですので、
運用資金の目的によって使い分けるべきだと思います。具体的には今すぐ
には必要なくても1~2年後には何らかの用途に使いたいと考えているのであれば、
流動性が高い
リートへの投資が良いかと思います。
お金が必要になったら、その日でも売ることができるます。一方、全く完全な余裕資金で
お金を遊ばせたくないのであれば
私募ファンドが良いでしょう。
分配金も
リートの倍以上あるものも少なくありませんので、長期で運用することで投資
効果はより高まります。注意していただきたいのは、運用資金が仮に100万円あったと
しても、100万円すべて投入するのは止めてください。余力を残して投資しましょう。
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