もし、不動産ファンドにこれから投資するとして、「どういった不動産ファンドを捜し求めますか?」
と、問われれば、多くの方は高収益のファンドを求めると思います。
当然のことながら、投資効果が高い不動産ファンドはファンドが運用する収益物件から高収益が
得られていないと投資家に分配することはできません。
Jリ-ト市場は宝の山
ですので、高収益を生み出す物件を探し続けるわけですが、これまでであれば割安で優良物件
を取得するのが王道の手段とされていましたが、これからの時代はそれだけでは難しいです。
入居者やテナントの目は肥え、ニーズが大きく変わってきてます。
ですので、ただ割安でお買い得な物件を取得しても高収益に結びつかないのです。
物件の維持管理をはじめ物件のコンセプト、マーケティングなどを含め、総合的に優れている
ことが求められます。その中で差別化を図っていく必要があります。
最終的には高値で売却することによって得られるキャピタル・ゲインも視野に入れる必要があり
ますが、これだけを狙ってしまうと当然のことながらバランスが崩れます。
不動産投資「やっていい人、悪い人」
リーマンショック以降これまで通用した手法がことごとく通用しなくなっています。
こういったことは
不動産投資の分野だけではありません。
多岐にわたってこうした傾向が実際に強まっています。こうした流れを敏感に察知しながら、
時代の流れに乗ることができたものだけが次の機会を与えられます。
立地や物件の見た目の良さだけで不動産投資が上手くいった時代は終わりました。
ですので、不動産ファンドも高収益を生む物件の確保がこれまで以上困難になることが予想
されますが、よりブランド力が問われることとなりそうです。
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