【不動産ファンドが分かる不動産投資入門】
あまりにも、急速に首都圏を中心とした不動産の価格が上昇して
いることから、ここにきてバブル化が進んでいることを警告する
アナリストが増えております。
そんな中、財団法人東日本不動産流通機構は、今年7月から9月
にかけての首都圏不動産流通市場の動向を発表しました。
実際に発表された中古マンションの成約件数は前年同月比6.0%
減の6,584件となりました。
こうしたことから前期同様に前年同期を下回ることとなりました。
また、成約物件の平米単価は首都圏平均で前年同期比で13.1%
上昇し、前期比では4.2%上昇もしており、39.46万円となりました。
前年同期比では16期連続で上昇することとなります。
上昇率は3期連続で1割を超えていることから、今後しばらくはこの
勢いで首都圏の不動産価格は上昇することが予想されます。
このペースで首都圏のマンションが高騰しますと、購入してから
5~10年で購入価格の倍になってしまうこととなります。
過熱化する前に何らかの対応策を今のうちに打ち出す必要がある
と思うのですが、しばらくは静観を余儀なくされそうです。
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