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不動産物件が証券化される仕組み - 不動産ファンドが分かる不動産投資入門





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不動産物件が証券化される仕組み


不動産ファンドは不動産を証券化した金融商品です。証券化といいますと、最近では米国の
クレジット市場に流通する様々な証券化された金融商品(デリバティブの一種)が問題に
なっていますが、不動産の証券化は非常に難しいものとされています。



しかし、最低限知るべき、その仕組み自体はそれほど難解なものではありませんので、改め
て、今回は不動産の証券化について簡単に解説させていただきたいと思います。



不動産の証券化とは一般的には不動産が生み出す収益をベースに証券を発行します。発行
した証券を投資家に購入してもらいます。こうして資金調達をおこないます。



例えば、都内の商業エリアにある時価100億円のオフィスビルを例に解説させていただきま
すと、このオフィスビルは年間7億円の収益があると仮定します。



そして、この賃貸収入とプラスして、ビルを売却した時に得られる将来的な収入を受け取る
権利を持つ証券を発行する仕組みをつくることが不動産の証券化なんです。



ですので、証券化と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、要はこの仕組みのことであり、
証券化された不動産物件に投資するのと同等の効果があります。



証券化することで小口化することができます。100億円もの資金を調達することは至難の業で
すが、一口当たり1万分の一に小口化すれば一般の投資家も投資することができるわけです。



不動産の証券化はオフィスビルに限ったことではありません。ホテルや様々な商業施設などに
利用されています。不動産ファンドの役割は非常に大きいことがお分かり頂けると思います。


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