昨年は金融緩和と日銀のREIT株の買い上げのおかげで、久方ぶりにREIT市場が活況
となったわけですが、残念ながらつくられたものなので、すぐに終わりがきます。
一応、追加で買い付けることもありえるような、含みを持たせる発言もしていましたが、
今現在、このような状況下では、それは難しいと考えています。
ですので、不動産ファンド全体が厳しい状況に再び向かうことが予想されています。
私募ファンドの場合は、保有しなければならない期間が設けられているので、簡単に売る
ことはできませんが、REITの場合はすぐに売ることが出来ます。
流動性の面を考慮してもREITの方が優れていますが、今後金融市場がどれほど縮小に
向かうか分かりませんので、流動性の高い現物資産にシフトされることをおすすめします。
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