物件の価値を下げない努力が必要 - 不動産ファンドが分かる不動産投資入門

不動産ファンドが運用しているビルやマンションなどの不動産物件
というのは時が経つにつれ、外壁や内装などいたるところが劣化し
ていきますのでメンテナンスが非常に重要です。



特に金融市場が大きく混乱している状況下では金融機関を取り巻く
環境が著しく悪化していることから、思ったような融資を受けることは
困難なため、これまでのように物件の入れ替えも困難です。



できるだけ、収益性を高める、または現状維持につとめるためにも
物件のメンテナンスを欠かすことはできません。



テナントや入居者の多くは当然のことながらビルやマンションなどの
物件そのものが劣化している場合は快く思いません。



多くの方々が新築に近い物件を望んでいるわけですから、できるだ
け見た目の良さを維持することを心がける必要があるわけです。



不動産ファンドの場合は、こうした保守などに関する業務の全てを
プロパティマネジメント会社に委託します。



プロパティマネジメントは不動産物件の管理・保守に関するプロで
あるため、極力物件の状態を維持するために全力を注ぎます。



また、プロパティマネジメントは管理や保守だけではなく、テナント
や入居者のクレーム対応まで幅広い業務を行なってくれます。



不動産市場全体が低迷している中では、プロパティマネジメントの
手腕によって収益性が大きく変化されることが予想されます。