デット(Debt)とは、英語で負債を意味します。ですのでデットへの投資は一般企業への投資
に置き換えますと、会社にとっての負債であります社債を購入することと同じ意味なのです。
実際に社債を購入した場合には、会社の業績が良くても悪くても、一定の期日に一定の利息
が支払われることによって、基本的には元本が償還されます。
不動産ファンドにおきましてもデット型は決まった利回りでエクイティ型よりも優先して支払い
を受けることができます。その反面、賃料などの収入が増えても利回りに影響しません。
そして一方のエクイティについてですが、エクイティ(Equity)は、純資産=資本を意味します。
エクイティへの投資は、一般企業へ投資することと置き換えて考えれば、会社にとっての
資本であります株式への投資と同義になります。
株式投資では会社の業績がよければ高配当を受けることが期待できる上に値上がりによる
キャピタルゲインも期待できます。しかし、業績が悪い場合は当然期待できません。
不動産ファンドにおきましても、エクイティ方は、賃料収入の上下や物件の売却価格の上下
で得られる配当が変化します。なので、結局のところ比較的少ない投資資金でハイリスク
ハイリターンを狙うのであればエクイティを選ぶべきです。
また、ある程度まとまった大口の資金を安全・確実に投資するのであれば、デットへの投資
がよいのではないかと思います。投資スタイルに合わせて選ぶべきです。
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