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不動産ファンドの仕組みについて - 不動産ファンドが分かる不動産投資入門





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不動産ファンドの仕組みについて


不動産ファンドは不動産を投資対象とした投資信託の一種です。今回は誠に簡単ではござい
ますが、不動産ファンドの仕組みについて解説させて頂きたいと思います。



まず、不動産ファンドの契約型投資信託についてですが、これは、信託契約(資産を運用して
もらう取り決めを行う為に契約書を交わします)を結ぶ事によって行われる投資信託です。



契約型投資信託の 内容は以下の通りです。


『委託者指図型投資信託』



資産運用のプロであるファンドマネジャー(資産運用のプロである個人・業者)が投資家から
資金を集めます。そして、集めた資金を信託銀行等の信託会社に信託(資産の運用依頼)し、
投資家はファンドマネジャーを通じ、信託会社から「信託受益利証券」を受け取ります。



信託された資金の運用は、信託会社がファンドマネージャーの指示をもとに行います。こうし
たことによって投資家は信託会社より収益の分配を受け取る事が出来ます。



『委託社非指示型投資信託』


投資家は信託銀行などの信託会社に直接運用資金を信託することで、信託受益権証券を
受け取ります。そして、肝心の資金の運用に関しては、ファンドマネジャーを通さずに、信託
会社が独自に行い、投資家に収益を分配します。



<会社型投資信託>


投資家から集めた資金で、投資によって資産を運用することを目的とする会社である「投資
法人」(村上ファンドなどをイメージしていただきますと分りやすいと思います)を設立します。



投資家は投資法人が発行する、株式会社でいえば株式に相当する「投資口」を保有すること
ができます。そして、資産の運用に関しましては、資産運用のプロに委託され、投資家は、
保有する投資口を幾つ持っているかによって、利益の配当を受けます。


上述した事が、アメリカのREIT(リート)の方式で、ここ数年の間に、主流になりつつあります。

『タグ』     



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