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金融不安による不動産ファンドの弊害 - 不動産ファンドが分かる不動産投資入門





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金融不安による不動産ファンドの弊害



ついに米国市場にて老舗証券会社リーマンブラザーズが破綻しま
した、金融システムが不安定な状態に追いこまれることによって、
今後世界中の金融機関が大きな影響を受けることは必至です。



そうなると、当然のことながらリーマンブラザーズに限らず米国の
住宅関連商品に投資していた国内の金融機関は痛手を被ること
になりますので、金融引き締めは強固なものになりそうです。



すでに、こうした影響を国内の不動産市場は受けているのですが、
こうした傾向は今後より厳しくなりそうです。



先日あるテレビ番組をみていたら不動産業界で一目置かれている
プロ中のプロのかた出演していたのですが、氏いわく時代の変化
に対するスピードがバブル期の倍以上だと危惧していました。



不動産市場ですら、このような状態にあるわけですからREIT市場
の動きはこれまで以上に大きく変化することになりそうです。



しばらくは、金融不安が停滞するまではREITをはじめとした不動産
ファンドへの投資は控えるべきです。



特に、米国では大統領選挙が目前に控えているため、来年の3月
位までは様子見に徹底するべきです。



株式やFXなどの外貨商品の場合であれば、短期で大きく動く場面
でもそれなりに利益をあげることができます。



しかし、残念ながら不動産ファンドの場合はやはり長期での保有が
基本ですので、「休むも相場」の格言どおり、難しい相場には極力
近づかないことも投資する上では非常に大切です。
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